猫を飼いたいんだけど初めて猫を飼うので何をどうしたらいいのかわからないなぁ・・・。
どうしたら猫を飼えるのか、飼うことになったら何を準備したらいいのか教えてもらいたいなぁ。
わたしnaoが初めて猫を飼う時、猫をどうやって飼うのか、準備はなにをしたらいいのか全くわからなかったので、わたしの実体験から、猫を飼うためにはどうしたらいいかを解説します。
この記事では
を、主にお話していきますね。
もくじ
①猫を飼うための方法(ペットショップ?それとも里親募集?)
猫を飼うのには、いくつか方法があります。私が猫を飼おう思ったときは「ペットショップから購入する」という方法しか知りませんでした。
ペットショップから猫を飼う:メリットとデメリットは?
ペットショップから猫を飼うメリットは、有名な品種や人気の品種の猫を飼うことができることかなと思います。
マンチカンやスコティッシュフォールドがとても人気で、インスタブラムなどのSNSでも特に人気があるのはこの2品種だと思います。
SNSなどで見るかわいい猫と一緒に暮らしたいという方は、ペットショップから迎えるのもいいかもしれませんね。
デメリットは、購入金額が高いことです。猫を購入するだけで最低でも10万円くらい。人気のある品種になると20万円〜30万円、もっと高い金額になることもあります。
里親募集から猫を飼う:わたしが里親募集をオススメする理由【実体験】
まず「里親募集」とは、事情により飼えなくなった犬猫や、野良犬や野良猫などの行き場のない犬猫を飼い主になりたい人とつなげる活動です。
「ペットショップから購入する」ことしか知らなかった私ですが、猫を買っている人やインターネットからの情報「里親募集」というものがあることを知りました。
里親募集から猫を飼うまでの流れ
「里親募集」は、行き場のない犬猫を保護しているボランティア団体さんからのお知らせなどで知ることができます。また、インターネットでも「里親募集」のサイトが沢山ありこちらでも犬猫を探すことができます。
私はインターネットの「里親募集」から今の愛猫を探しました。まずインターネットで「猫 里親募集」のように入力して検索をします。すると、いくつか「里親募集」のサイトが表示されるので、一つ一つ気になる猫がいるか探していきます。
気になる猫た見つかったら「里親募集」をしているサイトの指示に従って(注意事項を確認したり、会員登録が必要な場合は会員登録をするなど)手続きを進めていきます。
気に入った猫のページから里親の申込みや事前に聞いてみたいことなどを質問することができます。里親の応募主さんとのやりとりを進めていくと、一度見に来て下さい(応募主さんによっては連れてきてくれることも)となるので、保護主さんの家に猫を見に行きます。
ここで色々保護主さんからお話を聞いたり、直接猫とふれあったりしてお互いがOKとなれば譲渡が成立します。譲渡が成立すると後日、保護主さんが直接自宅まで送り届けてくれます。なぜ直接送り届けてくれるかというと、ちゃんと猫を迎える環境が整っているか確認するためです。
里親募集から猫を飼うとこんないいことがあります
譲渡が決まると基本的には無料でお迎えすることができます。ほとんどの所では避妊・去勢の手術をしているとその代金を負担することになります。私の場合は9,000円の負担でしたが、自分で病院に連れて行って手術をしてもらうと病院によって差がありますが、倍〜それ以上の費用がかかるので里親募集で猫を迎えたほうが負担が少なくなります。
そして譲渡の日にはオヤツやフード、おもちゃなど沢山の猫用品を頂いたりしました。これは保護主さんによって違いはあると思いますが、色々と手助けをしてくださいます。
里親募集で猫を飼って一番良かったことは、過酷な環境で暮らす猫の命を助けてあげられたことです。夏は暑く、冬は寒い、雨風をしのぐのもやっとの外の世界で頑張って来た子が、家の中でお腹を見せて寝ている姿を見ると、本当に迎えてあげられて良かったと幸せな気持ちでいっぱいになります。
これから猫を飼おうと思っている方は、是非「里親募集」で猫を迎えてあげて下さい。あと譲渡型猫カフェという所もあるので、そこで実際にふれあってから決めるのもいいと思います。
【猫の里親募集情報はこちらをご覧ください】
ペットのおうち
いつでも里親募集中
ハグー
②初めて猫を飼うための心構え
猫を飼うことが決まったら、命をあるものを飼うことへの心構えが必要です。
猫を飼うと決めたらどんなことがあっても最期まで飼う
猫を飼うと決めたら、どんなことがあっても絶対に最期まで世話をしなくてはいけないという覚悟が必要です。
よく、飼ったはいいけど『全然なつかない』『家や家具がボロボロになって嫌だ』『世話をするのが面倒になった』『病気になった』などの自分勝手な理由で、猫を捨てたり、保健所に持ち込んだりする人がいます。
そんなことをする人には、動物を飼う資格はありません。どんな状況になっても最期まで世話をする覚悟ができているか、猫を飼う前にもう一度考えてから迎えて下さい。
③猫を飼うことになったら準備する必需品
猫を迎えることが決まったら、迎えるための準備をしましょう。私が愛猫こむぎを迎える時に準備したものを紹介します。
必ず準備したいもの
まずは、猫が生活していく上で必ず準備してほしいものはこちらです。
- フード(キャットフード)
- トイレ
- 爪切り
- お手入れ用のブラシ
- キャリーケース
フード(キャットフード)
猫も何かを食べないと生きてはいけません。なので、猫のご飯を準備してあげましょう。キャットフードには色々な種類があります。
【ドライフード】
ドライフードはよく「カリカリ」なんて呼ばれています。噛むと「カリッ」と音がする硬いキャットフードです。製品水分が10%程度以下で保存性に優れています。汚れが歯に残りにくいいうメリットもあります。
【ソフトドライ】
ソフトドライフードはドライフードより少し柔らかく、製品水分が25〜35%で加熱発泡処理がされているものです。しっとりさを保つために湿潤調整剤を使用しています。
【セミモイスト】
セミモイストフードはソフトドライフードと同じように、ドライフードより少し柔らかいフードです。製品水分が25〜35%程度で押し出し機などで製造され発泡していないものです。しっとりさを保つために湿潤調整剤を使用しています。
【ウエット】
ウエットフードは、製品水分が75%程度で品質保持のために殺菌工程を経て、缶詰やレトルトパウチに充填したものです。一度開封すると冷蔵庫で保存していたとしても、すぐに傷んでしまうので注意が必要です。
フードには色々な種類があるので、猫の好みや体調などに合わせて選んであげて下さい。主食となるフードには「総合栄養食」と記載されていますのでこちらも確認してから購入してみて下さい。一般社団法人 ペットフード協会
はじめてのキャットフードを選ぶ方のために、キャットフードの種類や効果別にキャットフードの選び方をまとめてみましたのでキャットフードの選び方は?種類や効果別でフードを紹介も、ぜひご覧ください。
キャットフードの選び方は?種類や効果別でフードを紹介
猫の餌(キャットフード)って色んな種類がありすぎて、何を選んだらいいのかわからないですよね。こちらのページではキャットフードの選び方を、うキャットフードの種類や効果別に解説しています。
トイレ
ご飯を食べたら猫も人間と同じように排泄をします。ということでトイレも必ず準備してあげましょう。基本的には飼っている猫の頭数+1個のトイレを設置することが理想です。うちでは1匹でトイレは1台しか置いていませんが、6年暮らしていて困ったことは無いので、状況に応じて1台でも大丈夫かと思います。
トイレの種類(形状)には数タイプあります。平置きタイプはスタンダードなトイレの形で猫が出入りしやすくお手入れが簡単にできます。
ハーフカバータイプは平置きタイプのものより砂が飛び散りにくくなっており、フルカバータイプは更に砂が飛び散りにくく、人目を気にする猫ちゃんでも隠れながら安心して用を足すことができます。
トイレの種類は、それぞれの猫によって好みがバラバラなので、使ってみないとわからないこともありますが、猫ちゃんが安心して用を足せるトイレをみつけてあげて下さい。
【猫用トイレをお探しの方ははこちらをご覧ください】
Amazon 猫用トイレ本体
楽天市場 猫用トイレ本体
Yahoo!ショッピング 猫用トイレ本体
アイリスプラザ 猫用トイレ本体
爪切り
猫の爪は伸びると、とても鋭くなります。伸びた爪がなにかに引っかかって猫自身がケガをしてしまったり、飼い主さんと遊んでいる時に勢い余って「ガリッ」とかじられてしまうこともあります。
軽く引っかかれただけでも血が出たり、ミミズ腫れになったりしてしまうので、猫用の爪切りを準備して定期的に猫の爪を切ってあげましょう。
【猫用爪切りをお探しの方ははこちらをご覧ください】
Amazon 猫用爪切り
楽天市場 猫用爪切り
Yahoo!ショッピング 猫用爪切り
アイリスプラザ 猫用爪切り
お手入れ用のブラシ
猫の毛は一年中抜けますが、特に4〜7月の換毛期には大量の毛が抜けます。体温調節のために毛が生え変わるためで、この時期は特に抜け毛のお手入れをこまめにしましょう。
うちの場合はあまりブラシングは好きではないようなので、ラバーブラシ一つでささっとお手入れしてあげています。柔らかい素材なので痛みもあまりないのである程度おとなしくお手入れさせてくれます。
抜け毛のお手入れには、ピンブラシ・ラバーブラシ・コーム・スリッカーなどがあり、猫によって嫌がるものもあると思いますので、スムーズにお手入れができるものをえらんであげて下さい。
【猫用お手入れ用ブラシをお探しの方ははこちらをご覧ください】
Amazon 猫用お手入れ用ブラシ
楽天市場 猫用お手入れ用ブラシ
Yahoo!ショッピング 猫用お手入れ用ブラシ
アイリスプラザ 猫用お手入れ用ブラシ
キャリーケース
キャリーケースは、愛猫を病院に連れて行ったり、災害時に避難するときなど、一緒に移動する時に必要になります。いざという時にスムーズに中に入ってもらえるように、普段から見えるところに入り口を開けた状態で置いておくなどして慣れさせておくようにしましょう。
キャリーケースにも色々種類がありますが、耐久性のある丈夫なものがあると安心です。うちの場合はキャリーケースに入れるとビビりすぎて(笑)かたまってしまい、暴れることがないので、柔らかい布製のキャリーケースを使用しています。
キャリーケースも猫ちゃんの好みにあったものを探してあげて下さい。
【猫用キャリーケースをお探しの方ははこちらをご覧ください】
Amazon 猫用キャリーケース
楽天市場 猫用キャリーケース
Yahoo!ショッピング 猫用キャリーケース
アイリスプラザ 猫用キャリーケース
その他準備しておきたいもの
おもちゃ
猫ちゃんのストレスを発散させてあげるために、おもちゃを用意してあげましょう。獲物(おもちゃ)を狙って目をまんまるにして、おしり振っている時の猫ちゃんは、とってもハッピーな気分です。
毎日5分でもいいのでおもちゃで遊んであげましょう!一人で遊べる少し大きめのボールのおもちゃなどがあれば、お留守番のときでも一人で遊んでくれるかもしれません。
おやつ
猫のおやつは人間と同じで栄養学的には「不要なもの」ですが、美味しいおやつを美味しそうに食べる姿をみると嬉しくなって、食べさせてあげたいなぁと思ってしまいます。
与えすぎないように量などを決めて、時々食べさせてあげるのもいいと思います。うちの場合は、嫌がる体のお手入れの後にご褒美としておやつをあげています。
爪とぎ
猫はもともと狩りをする動物なため、爪を鋭く保つ必要があります。そのため古い爪をはがすために爪をとぎます。また爪をとぐことによってニオイをつけて縄張りを主張する意味があったり、ストレスを感じた時に気分転換のために爪をといだりもします。
また、家具や壁などでも爪をといでしまうので、それを少しでも防ぐためにも各部屋に爪とぎを置いておくといいでしょう。爪とぎは猫の習性なので無理にやめさせるなどすると、大きなストレスになってしまうので爪とぎをやめさせるのではなく、爪とぎをうまく使ってあげましょう。
初めて猫を飼うときには、色々な準備が必要ですが、何をどのように準備したらいいのかわからないことが多いですよね。
わたしは最初の1年間だけ『ねこのきもち』を購読して、準備するものや猫のことを色々知ることができました。病気のことなども写真付きで説明されているので、初めて猫を飼う方におすすめです。
いぬのきもち・ねこのきもち
最後に:大切な命を最期まで見届けてあげてください
猫を迎えるということは、大切な命を責任持って最期まで見届ける義務があります。自分の身勝手な理由で大切な愛猫を捨てたり、保健所に持っていったりするのは絶対にやめて下さい。
最期まで見届ける覚悟がなければ、猫を迎えることはおすすめしません。しっかりと迎える準備をして愛猫との暮らしを楽しんでもらえたら嬉しいです。