最近、左下腹部に痛みがあるんだけど何だろう?日が経つにつれて痛みが増してるような気もするんだけど・・・。
左下腹部の痛みには色々な原因があると思いますが、わたしの場合はチョコレート嚢胞が原因でした。
わたしが35歳の時、日常的に左下腹部に痛みが出るようになりました。最初はあまり気にしていなかった、この左下腹部の痛み。
段々と色々な症状が出始めるようになり・・・
この記事では
についてお話していきます。
もくじ
左下腹部の痛みこんな痛みでした
最初、なんとなくおなかが張るなぁ〜と感じるようになり、便秘でもないのに何だろう?と思う程度で、日常生活に特に影響もなかったため気にせずに生活していました。
それから少し日が経った頃、左下腹部に鈍い痛みが出始めました。それでも腸の調子でも悪いのだろうと、そのまま放置していました。
痛みを放置し始めてから、段々痛みが強くなり、痛み止め薬を飲まないと我慢できないくらいの痛みが毎日続くようになり、やっと「何かおかしい」と思うようになりました。
- お腹が慢性的に張る
- 左下腹部に鈍い痛みが出始める
- 痛み止めを飲まないと我慢できない痛み
左下腹部の痛みと発熱
痛み止め薬を飲まないと我慢できない痛みが続いていましたが、病院が大嫌いな私はそれでも病院に行かず様子を見ていました。
3ヶ月ほど様子を見ている中で、また一つおかしな事に気づきました。それは生理が来ると38度台の熱が出るということでした。
3回来た生理すべてで38度台の熱が出たので、もしかしたら我慢できない左下腹部の痛みは、婦人科系の病気なのかもと思うようになりました。
- 生理中に38度台の熱が出る
左下腹部の痛みから病院受診
ここまで悪化して、やっと病院を受診することに。まず最初に地域の総合病院の婦人科を受診。軽い子宮内膜症があるけど問題ないから、生理中の発熱は婦人科とは関係ないとの診断。
わたしは先生の態度から、この診断に納得がいかず、他の病院を受診することにしました。
病院の先生選びはすごく大事です!
最初に診てもらった先生(人の話を聞いてくれない、適当に見ている感じ、下ネタばかり言う(他の患者にも言っているのが丸聞こえ))こんな最低な先生もいます。
最初に診てもらった不信感いっぱいの先生が、婦人科は関係ないと言うので、次は総合内科を受診することにしました。
先生に左下腹部の痛みと、生理中の発熱のことを伝えると、まず痛みがある下腹部のCTを撮ってみましょうということになりました。
撮影が終わりCT画像を見せてもらうと、左下腹部に丸くて大きな影のようなものがあるとのこと。私にはどの部分かわからなかったので、影の部分を囲ってもらったのが下の画像です。
けっこう大きい影だったので(6cmくらい)少しびっくりしましたが、卵巣に何かが起きているのではないかということで、後日同じ病院の婦人科に行くことになりました。
左下腹部に痛みがあった私はチョコレート嚢胞でした
後日、CTを撮ってもらった病院の婦人科を受診し、もう少し詳しい画像を撮るとのことでMRIに入りました。
そこで撮ってもらった画像から、卵巣の中に生理の古い出血が溜まってしまうチョコレート嚢胞という子宮内膜症という病気の一つだということがわかりました。
子宮内膜症という病気の一つで、子宮内膜様の組織が卵巣内で発生することで、古い出血成分が卵巣内に溜まり卵巣が腫大した状態のことをいいます。※古い出血成分がチョコレートのように見えることが名前の由来とも
ここからチョコレート嚢胞との戦いが始まりました
左下腹部の痛みが出始めてから約7ヶ月。やっと左下腹部の痛みの原因チョコレート嚢胞であることがわかりました。
ここから治療が始まったのですが、なかなか大変なものでした。チョコレート嚢胞の治療については、チョコレート嚢胞の治療と効果【実際に治療中の私の場合】をご覧ください。
もし、わたしと同じような痛みが続くようでしたら、もしかしたら子宮内膜症の一つの「チョコレート嚢胞」かもしれません。
また、卵巣は左側だけではなく右側にもあるので、右下腹部の痛みの場合にも、チョコレート嚢胞の可能性があります。私のように様子を見ることなく早めの受診をおすすめします。